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犬の骨粗鬆症

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WHO(世界保健機関)は骨粗鬆症を「低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患」と定義しています。
骨の強度が低下する原因の約7割は「低い骨量」、つまり骨の質の変化というよりもその量(密度)とされています。

骨粗鬆症は、主に加齢や疾病がその危険因子とされますが、単なる運動不足でも起こります。

※ あくまで「人」の骨粗鬆症に関する記述です。

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予防するための運動

骨はひずみを与えられることで強くなります。そのメカニズムは別記しますが、最も効果が高い運動は跳躍運動であり、若い成長期に跳躍運動を行わせると骨量のキャパシティが向上するとされています。
ただ、高齢犬になると、跳躍運動は骨にも骨以外の組織にも悪影響を与えますので、散歩などの負重運動で骨量を維持するのが最適です。ただし、易転倒性を有する(転倒しやすい)高齢犬は、歩行運動に伴う転倒を惹起しやすいため、立位保持運動あるいは座り立ち運動で骨にひずみを与えることから始めなければなりません。

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予防するための栄養摂取

骨はコラーゲンでできた基盤にカルシウムやリン、マグネシウムなどのミネラルが付着して強くなります。普通にタンパク質を摂っていればコラーゲンの素となるアミノ酸が不足することはあまりありません。アミノ酸からコラーゲンを合成する時に必要なものは、ビタミンCと鉄ですが、その合成を助けるもう一つの素材がコラーゲンペプチドです。

食事から摂ったカルシウムは小腸の丈夫で吸収されます。 このとき、カルシウムの吸収を助ける栄養素がビタミンDです。 さらにビタミンDは血液中のカルシウムを骨へ吸収させるときにも必要となります。 ビタミンKは、コラーゲンとカルシウムを結び付ける働きをし、骨からカルシウムが溶け出すのを防いでいます。

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クレール・コンサルタント