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canine cognicise dual task

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理学療法で、同時に行わせる二つの作業を「二重課題(Dual task:デュアルタスク)」と言い、頭を使う作業を「認知課題(Cognitive task)」、カラダを使う作業を「運動課題(Motor task)」と言います。
この認知課題と運動課題を同時に行わせるデュアルタスク・トレーニングを「コグニサイズ(Cogni+cise)」と言います。「cognition(認知)」と「exercise(運動)」を合体させた造語で、愛知県にある「国立研究開発法人国立長寿医療研究センター」が開発した認知症対策の運動療法です。
与えられる認知課題はすこし難しくてたまに間違える程度の課題、運動課題は少しきつめの全身運動が好ましいとされています。

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Stops walking when talking(SWWT)

歩いている高齢者に話しかけると立ち止まる、という現象から、脳の機能が衰えてくると、2つの動作を同時に行いにくくなるという結論が導かれました。高齢者でなくても、話しかけられたら立ち止まるのが礼儀のような気もしますが、今では認知症予防対策のためのテストとして重要なものとされていて、立ち止まる高齢者は転倒リスクを抱えていると判定されることになります。

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犬のコグニサイズ

犬にも認知症が確認されていて、高齢犬の介護において、しばしば、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)同様、大きな問題となります。

犬に運動課題を実行させるためには、おもちゃやフード(トリーツ)を使うことが多いのですが、犬用知育玩具として、ドライフードを得るために考えながら全身運動を与えるツールが売られています。取り方を覚えてしまうと認知課題の負荷が落ちてしまいますが、認知症予防策としては、「考えること(認知課題)」と「全身を動かすこと(運動課題)」を同時にやらせることが大切です。

今後、Wiz.dog Clubと共同で、犬の具体的なコグニサイズを研究してまいります。

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クレール・コンサルタント