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犬の歩行のための検査

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飼い主によるフィジカルチェックは歩行の不具合を確定診断するものでもなければ、安心を得るためのものでもありません。
犬のカラダの動きに異常を感じた時には、躊躇なく専門獣医の正確な診断を仰いでください。

下記の検査法について具体的なやり方はWiz.dog Clubにお問合せください。

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歩様を診る

免重跛行(患肢免重、健肢負重)
■ 首を縦に振り、頭を上下させながら歩く。
■ お尻を上下させながら歩く。
■ けんけん(ホッピング)しながら歩く(片肢跳び)。
■ 肢先を上げたまま(挙上)下ろそうと(下制)しない。
■ 地面に円を描くように肢を背断面に沿って回しながら歩く。
■ 肢を曲げずに狭い歩幅で歩く(小股歩行)。
■ 広い歩幅で歩く(大股歩行)。
■ 左右の後肢を同時に蹴って歩く(両肢跳び)。

※ 爪や指間に異物が挟まったあるいはパッドに異物が張り付いただけでも跛行する時があります。

神経障害跛行
■ 立てない、立ちづらい、まっすぐ歩けない。
■ 肢先や甲を床につけてひきずりながら歩く(ナックリング)。
■ 同じところをグルグル回る(旋回)。

犬も高齢になると関節内軟骨の変形や摩耗などによる関節炎を患う犬が多くなります。下記サイトをご参考ください。

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座り立ちを診る

■ 片肢にだけ力を入れて立ち上がる。
■ 肢を投げ出すように座る。

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姿勢反応を診る

■ ナックリング検査
■ 跳び直り検査
■ 片側歩行反応
■ 踏み直り検査
■ 手押し車反応
■ 引っ込み反射

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関節の可動域を診る

犬の骨格下記検査は整形外科医が犬の疾患を疑うための検査法です。それぞれの検査において角度や擦過音の有無など診断の基準がありますが、ここでは割愛します。
普段からご自身の愛犬の関節を下記に従って検査するクセをつけ、歩行や仕草がおかしい時に、これらの検査で普段より伸びたり開いたりした時、あるいは疼痛反応(振り向いたり、目を見開いたり、叫んだり、咬んだり…といった反応)が起こった時には躊躇なく専門獣医の正確な診断を仰いでください。

手根関節(右前肢甲側)

犬の手根関節 ■ 手根関節内外反検査
■ 手根関節屈伸検査

肘関節(右前肢内側)

犬の肘関節 ■ 肘関節回内外検査(キャンベル試験)
■ 肘関節屈伸検査

肩関節(右前肢内側)

犬の肩関節 ■ 肩関節外転検査
■ 肩関節伸展検査

足根関節(左後肢外側)

犬の足根関節 ■ 足根関節伸展内外反検査
■ 足根関節屈曲内外反検査
■ 足根関節屈伸検査

膝関節(左後肢外側)

犬の膝関節 ■ 膝蓋骨脱臼検査
■ 半月板損傷検査
■ 前十字靭帯損傷検査

股関節(左後肢外側)

犬の股関節 ■ 股関節外転検査(オルトラニ試験)
■ 股関節伸展検査

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クレール・コンサルタント