ウィジードッグクラブ

イヌパシー研究会

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イヌのココロを読む「イヌパシー」

イヌパシー「イヌのしつけにはマニュアルはない! 目の前のイヌを見て、ヒトを見て、そして最善の方法を考えるのがドッグトレーナーの仕事」

私がウィジードッグアカデミーの受講生の時に、ある先輩トレーナーから言われた言葉です。当時はさほど気にも留めていなかったのですが、何年もドッグトレーナーとして活動をする内に強く実感するようになりました。

しつけ教室には様々なイヌたちが訪れます。私たちは、かれらの表情やボディランゲージ、カーミングシグナルなどを踏まえて、緊張? 興奮? 恐怖? ストレス? 喜んでいる?……そんなさまざまな感情を読み解き、問題行動改善までのプロセスを考えます。しかし、それらはほとんど経験や知識をもとにした想定の範囲に過ぎず、そこにはエビデンス(根拠)などありませんでした。結局、ドッグトレーナーの勘による試行錯誤を繰り返さざるを得なかったのです。

2020年1月末、私が中心となってとある検証を始めました。それは【イヌパシー】という感情把握デバイスを使用して犬の気持ちを把握できるか? という検証です。

イヌパシー】はハーネスに装着して使います。心拍の状態を読み取った上で5種類の色を表示するのですが、それぞれの色は感情ごとに振り分けられています。
虹色は「ハッピー」
緑色は「リラックス」
赤色は「興奮」
白色は「興味・集中」
紫色は「ストレス」
の5色です。それぞれの感情が5色と紐づけられ、デバイスの電光部分が都度変化していきます。色の変化で犬の感情を読み取れる、というデバイスなんですね。

手もとに届くや否や早速使用してみたところ、驚くべき興味深い結果が出てきました。私たちドッグトレーナーの観察や想定と異なる結果が頻繁に出てきたのです。

もちろん、このデバイスに盲目的に従おうと考えているわけではありません。まずは観察対象の犬を数頭定めて、イヌパシーの結果による感情変化を観察、私たちの想定とどう異なり、どう同じなのか、それを検証していきたいと考えています。ココロの研究だけに、サンプル数が増えれば正しい結果を導ける、というわけにもいきませんが、何かしらの傾向を捉えることはできると思うのです。現在、ちょうどWiz.dog Clubは数人のドッグトレーナーで「犬のココロ研究会」を立ち上げ、さまざまな研究結果を基に犬の感情に関する研究を進めています。同研究会とリンクさせながら、このイヌパシーをどんなシチュエーションで観察していくのがお客様のニーズに合致するのか、話し合っていきます。

これから少しずつ動画やそれに対する考察を随時このコラムに掲載していきますので、ぜひ定期的に覗いてみてくださいね。

まずは、使用している様子を動画にしています。(本部 石川恭平)

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